現地の方に対する主な支援活動
子供たちに対する教育支援(境内でのフリースクール)
2003年から始まった、チルドレンスクール。
当時、家庭が貧しくて学校に行けない子ども達のためにチルドレンスクールを開校し、2007年からは、多くの皆様に子ども達の成長を願って頂きたく里親制度を始めました。
現在は、約20名の生徒がチルドレンスクールで学んでいます。
年齢は、6歳前後の子供達。
現地の先生を雇い、主にヒンディー語・英語・算数を教えており、インドの歴史やお祭りなども教えています。
また、授業の前にはまず本堂で、お参りを行った後、瞑想を行って授業を初めていきます。
年に2回、子供達には新しい制服を支給し、週に1回は、給食を出しています。
現在、私達が重きを置いていることは、「何故、学校にきて学ぶのか?」を伝えることです。
子供達には、「学ぶこと、知ることの楽しさ!」。両親には、「学ぶことにより、様々なことに挑戦し、世界が広がること」をいかに伝えていく為に日々活動を続けております。
その為に、最低月一回は両親のミーティングを仏心寺で行い、先生と両親が顔を合わせて意見交換を行うことで、お互いの信頼を確立していくことも重視しております。
このチルドレンスクールでの、子供達が無償で教育を受けるための費用、子供達の文具代・年2回の制服支給・先生のお給料・週1回の給食、毎日のおやつ等は、里親会費によってまかなわれております。
学校を始めてから、16年経過した今日も仏心寺の境内では、沢山の子ども達が笑顔で学んでいます。キラキラ輝く瞳に、人なつこい笑顔は、一度見ると忘れることができません。
その笑顔を見ることができるのは、皆様のご支援のおかげです。
一人でも多くの子が、この先もちゃんとした教育を受ける為に、ご支援よろしくお願いいたします。
ご支援に対するお問い合わせは、お問い合わせから。
医療等の緊急支援
現地に滞在していると、様々な問題から助けて欲しいという声が届きます。
その中でも多いのが、緊急の医療支援。
日本のように、保険制度が確立していないインド。
貧しい人達が多いブッダガヤでは、一度の手術、一度の病気、一度の事故によって、一生借金生活に陥る人達が多いです。
また、借金をできず、なすすべなく命を落とす人、ハンディキャップを背負う人達が大変多い状況です。
無料の病院などが少しずつ増えてはきてますが、基本的な治療のみが多く、支援の輪から漏れてしまう人を多く目にしています。
一人でもその人達を救うために、緊急での金銭面の支援を行っております。
例1
20代前半の目のハンディキャップを背負った青年に対する薬の支援。
両親が亡くなり、ちゃんとした仕事もできず、目の薬代も稼げない状況。
毎月数千円の薬代の支援。
例2
40代男性に対する支援、手術費用の支援(貸し付け)。
病気により急に視力の低下。
手術をすぐに行わないと失明の危険性。
手術費用の支援(現在、費用返済中)。
例3
30代の旦那を亡くした家庭に対する支援。
奥さんが30代、子供が3人(15歳10歳8歳)。
15歳の子供が家庭を支える為、露天を行いたいと相談。
開店に必要な、食器やコンロ等の購入資金の支援。
このような形で一人一人に目を向けて、できる支援を行わせていただいております。
この支援の資金は、支援会費・協賛会費からまかなっております。
両方の活動は皆様からのご支援によって、維持されております。
少しでも長くこの活動が続き、一人でも多くの人達に手をさしのべるために、仏心寺を支援する会へのご協力よろしくお願いいたします。